風呂場のシロアリを長年放置した結果、見事に柱をボロボロにされていました。風呂場の工事で判明しました。その時のことを共有したいと思います。
白アリは表面には見えない所で食い尽くしていきます。古い木造住宅は本当に注意しましょう。
発見したが重要な柱ではなかったので放置
結論から言いますと「放置&予防スプレー」になりました。
我が家は築40年以上。風呂場がボロボロでユニットバスに交換しました。すでに柱にシロアリに食われた跡があったので予想はしていましたが、想像以上にやられていました。
（風呂場のタイルを剥がしたあとの柱。横の木はすでに原型を留めていない）
しかし業者によると、「重要な柱ではないのでこのままでも大丈夫ですよ。」とのことでした。建物を支える柱の間にある柱。（一つは基礎ではなくブロックの上に設置されているし）ということで問題なかったそうです。
「もちろん、このままシロアリが被害を広げる可能性はありますが」と不吉な言葉を残しつつも、それはそれで別途対策してね。という感じでした。
他にも床下の根大にも被害にあっていましたが、業者によると「このぐらいは木造住宅ならしょっちゅうあります。」ということで、特に補強せずに風呂場の工事が完了しました。
本当に酷い柱だと指で押すだけでズブズブ沈むそうです。
ちなみにもし柱が駄目になっていたら、ユニットバスの工事を一旦中断して大工さんを手配して柱を入れ替える。柱の場所にもよりますが数万かかる。とのことでした。
工事前に床下換気口からシロアリジェット噴射したら
この工事の前のことになります。
以前からシロアリにやられていたことはわかっていたので、工事前に床下換気口からフマキラーシロアリジェットを噴射しました。
2本ほど風呂場に近い換気口からスプレーを噴射すると・・・シロアリの幼虫も成虫もワラワラと風呂場の脱衣所から出てきたではありませんか。ウェッ！
それからというもの、年一で屋外のすべての通気口や柱周辺にはフマキラーシロアリジェットを噴射しています。シロアリだけでなく色々な虫が逃げ回っている様子が伺えます。
フマキラーシロアリジェットが一番威力がありそうなので、毎年10本近く購入しています。
シロアリ被害どうする？
すでにシロアリにやられている我が家は、シロアリ業者に見てもらうことはしていません。金銭的都合です。でも先立つものがない。
そんな話を友人にしていたら、先日「我が家の部屋からもシロアリが出てきた」ということで業者に見積もりしてもらったそうです。
すると、床下や壁が相当やられていたらしく、補修工事もすることで大きな出費になったとのこと。
他にも「シロアリにやられているはわかっているけど、補修するとなると全域にわたって工事するから」ということで見送っている家もあります。
本当に不安ですよね。ただ、、
シロアリ被害によって住宅が倒壊したという話はありません。しかし地震で弱った部分から倒壊した話はたくさんあります。
阪神淡路大震災の調査でも倒壊した家はシロアリ被害がある住宅が多く見られたそうです。やっぱりシロアリ対策は住宅には必要です。木造だけでなく鉄筋でも木を使用している場所はやられるそうです。
費用が増えるのはつらいですが、年数が経っている住宅は一度はシロアリ業者に見てもらったほうがいいに決まっています。
地震に関しては東北大地震で我が家は震度５弱で耐えられました。お金が貯まるまで、それ以上の地震が来ないことを祈るばかりです。
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