勉強しながら給料が貰えるバイトとして、施設警備を思い浮かべる人もいると思います。待機時間が多くて、夜はモニターを見ているだけ。という印象です。本当に勉強できるのか?実際に施設警備員の私が教えます。
結論。勉強できるかできないかは現場次第
元も子もないですね^^;
施設警備と一口で言っても、様々なタイプの現場・作業内容があります。特に勉強できない現場はショッピングモールなどの商業施設警備でしょうか。
・煩雑な鍵や書類の管理
・広範囲の巡回
・来客・出入り業者などの丁寧な対応
・トラブル対応
という感じになるので、やることに追われるし、不審者や不審車両がないか、しっかりモニターなどで監視しなければなりません。
理想は
・中規模の企業・工場やオフィスビル
・出入りの業者や来訪者が少ない。
・配置警備員の人数も1人ないし2人。
とりあえず機械警備の設備投資より、「人件費の方が安いから人を置いておきますよ~」的な現場が望ましい。だが、その見極めが難しい。業務上セキュリティのため事前に内容を把握するのが無理だからです。
勉強ができる会社の見分け方
警備会社というより、求人内容である程度見極める必要がありますね。
・1人勤務の求人(複合施設は選ばない)
・土日もしくは夜間だけ
・施設名など現場がもしわかるなら、その施設の雰囲気をチェックする。
が可能性が高いのですが、実は警備会社の釣り求人で、入社すると本来配置させたいキツイ現場へ移動させられることもあります。
勉強が認められているわけではない
施設警備を軽く見てはいけません。施設とそこにいる人の安全を確保する重要な仕事です。そして言うまでもなく、仕事の対価としてお金が支払われています。バレれば厳重に注意。もしくはクビになる可能性もあります。
仕事に慣れてきて、「この現場は時間があるな。暇つぶしほしいなー」というぐらいに思ってほしいです。
例え勉強できる時間でも業務に支障が出てはなりません。勉強に夢中になると人が来ても気づかない場合があるので、出入管理に対しては、
・即対応
・常識的な言葉遣い、丁寧な対応
・人の気配がしたら手をとめ姿勢を正す習慣。
という態度が必要です。
これを怠るとバレていないつもりでもバレます。そのために、パソコン、タブレット、本、スマホ(手帳型)を使っているなら仕事しているという雰囲気を装うスキルが必要です^^;
本来暇な時間があっても
警備の仕事ではスマホは厳禁
電源の使用も禁止(電気泥棒とみなされる)
警備中の副業なんてありえない。
というのが常識です。でも読書や勉強の類は、しっかり仕事をしていれば暗黙の了解をしてくれる現場のお客さんもいます。
工夫次第で勉強できる
さて、散々求人を見つけるのは難しい。勉強なんて本来アウト。と言っておきながら、現役施設警備員の私はちょこちょこ資格の勉強しております。
出入管理が厳しく煩雑な業務や丁寧な接客が求められる現場ですが、慣れれば暇な時間もあるのです。
今や資格に関するYou Tube動画も結構UPされています。音声による勉強を中心に、来客がいない時間帯は参考書をこっそり開いて勉強しています。おすすめの勉強法も別記事で紹介しますね^^
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