私は施設警備員です。真冬の早朝と夕方、屋外で車両の誘導、入館者のIDチェックを行っています。
警備員のバイトをされた方ならお分かりになると思いますが、外気もさることながら、アスファルトから伝わる冷気が体全体を冷やし、感覚が無くなるのが常です。
警備員は大体年齢が上の方が多いのですが、40代の私でも寒さに耐えかねるのに、60・70代の先輩方は「命は大丈夫なのか?」と心配しています。
今回はそんな私が、実際使ってみて、防寒対策に効果があったものを紹介します。施設警備はもちろん、交通誘導の方、そしてバイク通勤の方もぜひ検討してみて下さい^^
※バイク通勤にも立哨にも暖めてくれる、電熱グローブはこちら↓
電熱パンツ
顔、手、体の防寒対策は色々アイテムがあります。が、一番対策したいのは下半身です。正直、腰から足までの防寒を完璧にすれば後は適当でいいんですw100均の防寒グッズで事足ります。しかし、下半身の防寒はそれなりにお金をかけないと出来ません。
電熱パンツに出会う前は、ズボンの重ね着。ヒートテックインナーや、フットウォーマー。靴下3枚履きなど駆使してきました。でもね。この電熱パンツ一つあれば、7割方カバーできるんです。
使い方は簡単。電熱パンツのポケットにUSBコードがあるので、そこにモバイルバッテリーを差し込みスイッチを押すだけ。大抵の商品は高、中、低の三段階の温度設定が出来ます。
ただしモバイルバッテリーの性能に左右されます。10000mA程度でも高にすると2時間ぐらいしか持ちません。低にすると6時間ぐらい持続出来ます。
電熱は腰、膝、足首に配線されていることが多いのですが、真冬の寒空の下、使用していると、「あれ?暖かくならないな」と感じるでしょう。
でも、発熱している箇所を手で触ってみると温かいんです。それだけ、外気とアスファルトからくる冷気が凄まじいわけです。
暖かくない>冷たくて痛い
しっかり守られています。この寒さ、身体にいいわけない!この電熱パンツを使ってしまうと元には戻れません^^;
デメリットは、長時間利用しようとすると、
・でかいバッテリーだと、かさばる。
・小さいものだと複数必要になる。
ぐらいです。バッテリーなしでもズボン自体がそれなりに暖かいです。
私が購入したものは販売が終了しましたが、今はそれより安くて性能が上がっているようです。
バッテリーまで付属していてこの値段はいいと思います。
電熱パンツ 加熱パンツ 加熱服ヒーターパンツ【前後8箇所発熱 16000mAhモバイルバッテリー付属 】(サイズがM L XL 2XL)
電熱ベスト
胴体が冷えるのは命の危険です。長時間冷えた状態でいると、震えが止まらなくなります。そうやって心臓を守っていると思われます^^;電熱ベストがあると、腰、背中、腹がポカポカ暖かくなります。
私は通勤でバイクを使うのですが、着替えが面倒だから、警備の防寒着で出勤します。でも、コートタイプだと風が入り込み、身体が冷え切ってしまうのですね。首、手首、腰を密閉状態にしないといけません。
防寒着はベルトを装着できるタイプなので、ある程度隙間は防げます。しかし完全にはできません。マイナスの世界では隙間風がデスブレス。一気に身体を冷やします。そんなとき、防寒ベストがあると強制的に身体を温めてくれます。腰と腹が発熱している状態なので隙間風の冷えも止めてくれます。
「足の冷えは我慢できるけど、背中はきつい」と重ね着している人も防寒ベストを利用してみて下さい。嘘のようにポカポカです。
デメリットは耐久性でしょうか?腹の下の方に電源ボタンやコードがあるので、壊れやすいと思うのです。私は一番安いものを購入した時は1年で壊れました^^;
※2023年度版は改良されてバッテリー付きですね。人気は↓
電熱ベスト 加熱ベスト 【30000mAhモバイルバッテリー付】 9箇所発熱
サーモスの水筒
トイレの心配がありますが、水分も取らないといけません。又熱いコーヒーを飲みたくても缶コーヒーはすぐ冷めてしまうし、毎日は身体にもよくない。
ということで、保温力のある水筒が一つほしいところです。
象印とか色々試しましたが、やはりTHERMOS(サーモス)が持続力がありますね。
サイズは350~750ml揃えてありますが、
警備員としては、飲みやすさと容量の多さを考えると600mlが扱いやすいと思います。
私が購入したのは↓
サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 600ml カーキ JNR-601 KKI
ただ値段やカバンの大きさなど考慮すると500mlがいいかも知れません。
※下で紹介しているのは、色やサイズで値段が結構かわります。今買うならこっちがコスパ良し↓
サーモス 水筒 真空断熱ケータイマグ 500ml カーキ JNL-505 KKI
・・・・・仕事で水筒を使っていると
皆さん「イチイチ用意するのが面倒」と言って、
コンビニでペットボトルを買ってきます。
でも、よく考えて下さい。
100円のお茶と100円のコーヒー、出勤日数が20日とすると・・・
200×20=4000円
私の場合、
350mlの水筒にスティックコーヒー1本10円
600mlの水筒にティーポット1つ10円
・20×20=400円
・1600円の差額 1年で19200円です!
個別包装、小分けのスティック・テーバッグなので、水筒にポンといれてお湯注いでおしまい。6時間は熱々です。デメリットは、朝お湯を沸かす必要があるぐらいです。
如何でしたでしょうか?
寒さに耐え凌ぐ時間は短い方が良いです。気力体力を消耗するからです。なるべく疲れないようにして、気力、体力、お金を残しておいた方が、何があっても対応できると思います。
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