施設警備・寮完備のメリット・デメリット

※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

施設警備(前職)
スポンサーリンク

寮完備というか、警備会社よりアパート紹介されて仕事している、40代施設警備員の人の話を聞きました。そのメリット・デメリットを紹介します。

時給の低い県に求人・面接する警備会社

最近同じ施設警備の仕事をする40代の人と話す機会がありました。その同僚の体験談からメリット・デメリットを紹介します。

その人は東北の人で、地元でも警備員をしていていましたが、辞めて、地元では仕事がなくて寮付きの求人ということで、関東へやってきました。

私の勤めている警備会社は、ほとんどが契約社員・平均年齢60以上です。時給は最低賃金。なので求人を出しても集まらない。ということで、さらに最低賃金が低い東北へ求人をかけているそうです。

住み込み(アパート紹介)施設警備のメリット

・家賃がかからない。又は安い
・面倒な手続きがいらない。
・職場から近い

警備会社が寮・社宅・アパートを紹介してくれる最大のメリットは、家賃がかからない。もしくは安い。ということでしょう。そして探す手間・手続きの手間がいりません。

 

住み込み(アパート紹介)施設警備のデメリット

・会社を辞めにくい
・会社から言われる条件を断りにくい

これも何となくわかりますね。会社から紹介されているので、仕事を辞めたくなっても、住む場所と両方失います。そして急な現場の依頼や、家賃の値上げなども受け入れるしかない。という雰囲気になります。

メリットがデメリットにもなるわけです。

 

住み込み施設警備員・10年超えの体験談

彼は30歳前で関東へ来ましたが、引っ越す際、今の警備会社はツナギとして関東で別の仕事に転職しようと考えていました。しかし「抜け出そうとしたけど、面倒でズルズルと時間が過ぎてしまった」とのこと。

給料は県の最低賃金。ある程度稼ぐとなると夜勤・24時間勤務をしなければなりません。仮眠もありますが、やっぱり人間は夜は寝て、昼間働く動物です。疲れが溜まります。

 

けれどこれはこれで慣れてしまうと、楽なんです。

 

特に彼が配置された現場は、仕事量が少なく、テレビを見ながら、出入管理をして、ちょっと巡回して終わり。という業務内容でした。

 

住み込み施設警備員のルーティンは
・長時間で不規則な生活。思考が低下する。
・仕事自体は一人勤務で楽。周りは爺さんばかりで人間関係もない。
・夜間長時間拘束なので、給料は20数万になり一人なら生きていける。
・会社からアパート借りてもらって、家賃も出してもらっている。

この生活に慣れてしまうと、転職したくても必要なスキルを学び活動するのはかなり大変です。

 

契約社員・施設警備員のリスク

不規則だけど、ぬるま湯のような環境で10数年。次のリスクが発生します。

・物価は上がるが、給料上がらない。
・年齢は上がるが昇給はない。
・会社の景気は下がるが、家賃が発生する。

それでも、継続勤務歴が長く40代であれば、正社員も狙えるはずです。しかし、24時間勤務は体も、思考回路もダメージを蓄積させると思っています。

 

「資格をとれば正社員になれる。でもそのやる気がおきない。責任が増え、やりたくないことが増えるから。」
だそうです。

 

40代、このままだと確実にお金が足りない未来が待っている。というのは薄々わかっているけど、もはや気力がない。趣味も遊びも何も興味がわかないとのこと。

 

施設警備員がやる副業

努力するのが嫌で、今流行りの副業の中でFXなどの投資を考える人が多いのですが気をつけて下さい。

 

投資で楽に稼げる。はほぼ嘘です。先程の彼も「お金さえ払えば、面倒なことは代わりにやってくれる。自分にも収入が入ってくる。」という情報を聞いてやろうか考えている。と言っていました。

私は「辞めたほうがいい。それで儲けられるなら皆金持ちになっている」と言ったのですが、何回も似たような情報を聞いてきました。そんなものはないんです。

 

投資を考えるなら、10年後を見据えたつみたてNISAなどを勉強して少額からでも購入した方がいいでしょう。私も楽天証券の口座を開設して準備しています。

 

施設警備員を長く続けるなら、正社員となって、お金を貯め、長期投資をしていくのが、お金を増やす一番の近道じゃないかと思います。

スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました